MBA組織と人材マネジメント / 佐藤剛 (2)

MBA 組織と人材マネジメント」を読んでます。

 

 

第2章は「組織文化」です。

 

いわゆる「社風」という切り口です。

正直、「仕事」を行う上で、「組織文化」を切り口に考えるのはタブーと考えてました。

 

仕事は、各々のタスクを完遂するものであり、組織文化は無関係と考えていたからです。

 

しかし、商品開発において、開発するタスクが与えられ、業務を進めて行くことを考えると、組織文化の違いで、「個人プレー」だったり、「チームプレー」になったりと、異なるプロセスになります。

また、「社内の同僚がライバル関係」となったり、「ただ良いものをお客様に提供することを考えられる仕事」になったりと、仕事のベクトルも変わってしまいます。

 

組織文化を考えないこと」は、絶望的な考え方なのです。

 

この点、かなり私自身の考え方が是正されたように感じました。

 

では、組織文化は、「何が悪いのか?」「何が良いのか?」「どう作るのか?」「どう変えるのか?」・・・。

 

全ての答えは書かれておりません。

業界や会社の雰囲気、規模や設立年数などで変わって来るでしょう。

そこは各々が考えなければなりませんが、間違いなく言えるのは「組織文化から目を逸らしてはならない」ということです。

 

非常に良く勉強になりました。