プロジェクトを進める時の2通りの進め方があることを知りました。
私は自然科学を業務としていますが、上司が約40年SEとして仕事をしている人に変わり、ガラリ仕事の進め方が変わりました。
仕事の進め方がプロジェクトマネジメント型に変わりました。
プロジェクトマネジメントを勉強して、理解はするものの、なかなか仕事としては上手く落とし込むことができず、苦労してました。
もう2年が経とうとしてますが、なぜ自然科学にSEのプロジェクトマネジメントが上手く落とし込めないのかが、少し分かって来ました。
SEは、プログラミングを構築していくと、確実にゴールに近づいて行きます。
建設工事も同様に、建設工事が進んで行くと、確実に建物が出来上がって行きます。
勿論、途中修正はあります。
一方、自然科学は着実に構築するプロセスが叶わないことがあります。
理由は、やってみないと分からないことがあまりにも多いからです。
「実験」が、自然科学において重視されるのは、業務の主体がトライ&エラーだからです。
そのため、プロジェクト全体のステップを1週間単位でガチガチに決めてから、業務を進めると、総崩れが起きているように見えます。
トライ&エラーで突破口が見えるまで時間が掛かる時は、SEからすれば、仕事が何も進んでないように見えるかも知れません。
プロジェクトマネジメントの考え方は素晴らしいのですが、すべての仕事が当てはまる訳ではないことに、辿り着きました。
仕事のやり方は、それぞれ。
全て1つのやり方しか当てはめられないと、崩れることが良く分かりました。