独裁者は本当に悪なのか?
ビル・エディ著「危険人物をリーダーに選ばないためにできること」を読んでいます。
これぞ私の求めていた本であって、内容はかなり面白いです。
「ナルシストやソシオパスがどのような考え方なのか?」
「なぜ、悪なのか?」
という所をわかりやすく解説してあります。
中でも政治的リーダーになった場合の影響は大きく、多くの人の命が失う程の影響力を持ち、「いかさま王」となり得る内容は、ホントに面白い視点の本だと思います。
ただ、一方で、独裁者について各論を述べている章がありますが、全てが「いかさま王」かどうかは、個人的に判断が付きませんでした。
意外と、「時代に応じて独裁的政治が必要な時があるのかも知れない」と、思うことも感じました。
特に、世界大戦の前後のように、混とんとしている段階では、必要なのかも知れません。
今、経済的に成熟し、教育を高い水準で受けている日本は、独裁政治は不要です。
しかし、成長の方向付けを行うには、多数の意見が出て、何を信じて良いか分からないよりも、1人の考え方で進むのであれば、統率が取れるのかもしれません。
あー。でも、これは、まだ確信に至りません。
まだまだ、この答えを出すには、勉強不足だと感じます。
「色々と勉強しないといけない」と感じます。
つまり、まだ勉強が足りてません。
もっと勉強しなければいけないと思う。今日この頃です。