2040年を妄想する

2040年、「どんな未来になってると良いか?」、妄想してみます。

 

2020年、新型コロナウイルスの影響により、テレワークが推進しました。

テレワークが進んだ業界もあれば、進まない業界もあるのは仕方ありませんが、少なくとも、アフターコロナに、テレワークは継続していくと考えられます。

 

では、「テレワークがこのまま続いたら、どうなるのか?」考えてみます。

 

テレワークする人の特徴は、オフィスワーカーです。

労働政策研究・研修機構の2020年の職業別就業者数のデータを見ると、約20%が事務従事者となります。

また、2020年12月のテレワーク率が18.1%なので、新型コロナウイルスが落ち着いた場合、10~15%程度のテレワーク率が維持されるのかなと考えます。

 

オフィスワーカーの多くが都市部に集中していると考えられますので、テレワークに経済効果が生まれるのは、ベッドタウンと呼ばれる地域(関東の場合、神奈川、埼玉、千葉)となって来るでしょう。

昼間人口と夜間人口の差が埼玉県で80万人なので、10%の8万人がテレワークし続けると考えると、若干の影響力に留まるのかも知れません。

 

しかし、8万人の昼食が自宅や自宅周辺の飲食店へ変わった場合、昼食代を500円と見積もっても「月間20日×500円×8万人=8億円程」の経済効果があるのかも知れません。

 

つまり、ベッドタウンの飲食店・弁当屋、スーパーなどが若干バリエーションを増やす機会になるかも知れません。

 

あまり大きな影響力はないのかも知れませんが、ベッドタウンはランチをやっている店が少ないので、アフターコロナのランチ経営は期待できると思います。